建設業の魅力を県民に広く知ってもらい、次世代を担う人材確保につなげようと15日、西原町で親子で建設現場をめぐるツアーが行われました。

沖縄自動車道へとつながる新たな道路として2020年代の完成が見込まれる西原町の「幸地(こうち)インター線」。15日に行われたのが「建設現場親子バスツアー」です。
建設業の魅力を県民に広く知ってもらい、次世代を担う人材確保につなげようと県の事業の一環として行われたもので、小学4年生から中学2年生までの児童生徒とその保護者18人が参加しました。

参加者は建設中の幸地インターの橋を見学したほか、親子で協力しながら測量体験にも挑戦しました。
また、重機の操縦体験では、複雑な操作に少し戸惑いながらも真剣な表情で取り組む子どもたちを保護者が温かく見守っていました。

▼体験した子ども「定規を使わなくて距離を測れる技術に感動しましたし、ショベルカーでは手足のように動かす職人さんたちもいるのですごいなって思いました」
▼親は「意外とセンスあるなと思いまして、先ほどスカウトを受けたんですけれども、将来の選択肢のひとつになったかなと思いました」
参加者は親子で楽しみながら建設業の魅力に触れ、将来の展望に思いをめぐらせている様子でした。