沖縄で開催されたU-18野球ワールドカップ。日本代表は決勝でアメリカに敗れ大会連覇はなりませんでした。

▼観戦する子どもたち「(盛り上がりが)すごい。三振をいっぱいとってほしい」
「末吉選手の投手力を研究しに来ました」
「あと1回勝ったら2連覇なので、最後の試合なので頑張ってほしい」


世界一をかけた決勝戦。沖縄セルラースタジアム那覇には1万6693人が駆け付けました。

ここまで8戦全勝で決勝に進んだ日本代表、集大成のマウンドには、この夏の甲子園優勝投手、沖縄尚学の末吉良丞が上がります

▼侍U18・末吉良丞投手(沖縄尚学2年)「地元開催のこういう世界大会があって、一番はチームを勝たせる投球を目標にしながらマウンドに立っていた」

時折ランナーを許すも要所を抑え無失点で切り抜けていた末吉でしたが、4回。3塁1塁とランナーを背負い迎えたアメリカの8番・ジャクソン。ボテボテの内野安打で先制点を奪われた末吉はここで降板。仲間に世界一を託します。

しかし、150キロを超えるストレートが武器のアメリカ先発、ボスウィック投手の前に打線がつながらず。

相手の好守にも阻まれ、最後まで反撃の糸口を掴むことができなかった日本代表は0対2で敗れ、世界一にあと一歩届きませんでした。


▼侍U18・末吉良丞投手(沖縄尚学2年)「こういう試合に出場することができていい経験になったと思います。今回準優勝に終わってしまったので、またこういう形で選ばれることがあるなら次は世界一を目指して頑張っていきたいです」


唯一の2年生でもある末吉良末投手は今後、沖縄尚学に戻り、まずは来年春のセンバツ甲子園出場を目指します。