家の中での「室内熱中症」が増えてきた…
ここ1週間で受け入れた患者について記したメモには…。


柚木副所長のメモより:「10代男性 朝からスポーツ」「40代男性 朝から現場仕事」

富山市医師会急患センター 柚木透副所長:「一番多いのは、真昼間に運動していた人だが、ことしはそれだけじゃなくて、夜になって受診したとか、室内にいたのに熱中症になったとかそういう特徴の人がいる」
患者のなかでも、炎天下で活動したケース以外に増えているのが、家の中にいるのに熱中症になる「室内熱中症」です。

屋内にいて水分などをとっていても、気温が高すぎるために体温の調整が追いつかず熱中症になってしまうもので、日中は火を使って料理をする人や冷房のきかないトイレや洗面所などでの作業は要注意。夜の寝ている間も、危険があります。

富山市医師会急患センター 柚木透副所長:「私はクーラーなんかいらないと、扇風機さえも嫌だという高齢者の方が夜中にひっそりと熱中症が進行するケースですね。今まではなかったと思うので、こういうことは珍しいのではないかと」