高温下で放置すると白い煙が発生して、発火も

齋藤キャスター:
人間だけではなく、スマホも熱中症になるとは、どういったことなのかを詳しく見ていきます。

そもそもスマホ熱中症ですが、▼スマホ本体の放熱、▼外気温の上昇によって起こると言われています。

通常のバッテリーと比較すると、膨張していることがわかります。
内蔵のリチウムイオンバッテリーの内部にガスが発生し、膨張しているそうです。
さらに高温下で放置すると、こんなことがおきるそうです。

実験の映像では、内部から膨らんでいき、やがて白い煙が出てきます。どんどんと膨張して、ついに発火。あっという間に燃えてしまいました。

ここまでいかなくても、スマホが高温になるとこのような表示が出てきます。

「高温注意 本体温度が下がるまでお待ちください」

SNSの声
「ゲームしながら出かけたら、スマホ熱すぎてスキャン決済できない」
「猛暑日は熱暴走してナビが使えない。迷子になっちゃってます」

このようにスマホ熱中症によって、苦労してる方もいらっしゃるようです。

スマホの充電速度にも影響する“暑さ”

井上貴博キャスター:
スマホが熱くなることは、皆さん少なからずあると思います。ガラケーのときは充電器だけをすぐ交換できましたけど、スマートフォンはそれができないので、「後回しでいいかな」「大丈夫かな」というふうになってしまうらしいですね。

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
充電が早くなくなってしまうのも暑さの影響があるんですね。経年劣化かと。(携帯電話を)買い替えて1年くらいですけど、最近は夏になって全然もたなくなったなと思います。

ホラン千秋キャスター:
外じゃなくても、室内で普通に使っていても、いつの間にか「こんなに熱くなってるの!?」みたいなことはありますよね。