戦争の悲惨さと平和の大切さを語り継ごうと、兵士の遺品や戦時中の写真などを集めた展覧会が、愛媛県松山市内で開かれています。
松山市総合コミュニティセンターで開かれている「平和資料展」には、戦時中に兵士が書いた手紙などの遺品や写真のパネルなど、約190点が展示されています。
会場内では、兵士が戦地に赴く際、実際に着ていた軍服のほか、爆弾の破片などから頭を守るために被った防空頭巾など、市民から提供された戦争の歴史を物語る資料の数々を見ることができます。
また、1945年7月26日、アメリカ軍の焼夷弾投下で259人の死者・行方不明者を出した松山空襲により、1万4300戸が戦火に巻き込まれ、一面が焼け野原となった当時の松山も写真で紹介されています。
(来場者の男性)
「『大変だった』の一言としか言いようがない。『こういう戦争だった』というのをよく分かってもらって、次の世代に伝えていくのに、この展覧会はいいのでは」
「平和資料展」は、今月27日まで開かれています。
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