個性派ぞろい!思い思いに“光秀愛”を語る応募者たち

 いったいどんな人たちが応募したのでしょうか。

 (福知山市・シティプロモーション係 宇都宮萌さん)
 「(応募が)50件集まりまして、ちょっと予想外すぎて。(選ぶのが)大変ですよね、皆さん力作過ぎて」
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 応募作品を覗いてみると、芝居で光秀役を演じる俳優から…
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 光秀をかたどった彫刻に…
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 明智家の家紋入りの着ぐるみを着たロボットまで。老若男女、もはや人間かも問わず、思い思いに「光秀愛」をアピールしています。
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 中にはこんな人も…

 (レトガー・麻子さん)
 「(Qどこから応募?)ドイツのフランクフルトです」

 福知山市から約9000km離れたドイツから応募したレトガー・フェンリス・聡汰・滝七くん(1)です。
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 歴史好きのお母さんは聡汰くんが生まれた瞬間、その頭を見てピンときたそうです。

 (聡汰くんの母 レトガー・麻子さん)
 「どこかで見たなっていうのがあってずっと引っかかっていたんですけど、『光秀に似てるじゃんこの子』と思って。すごいこの子“金柑頭”なんですよ。そっくりさんだぞ!えいえいおー!こんな金柑頭はほかにいないぞ!」
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 「本能寺跡」にいた丹波光秀さん(59)もエントリーした1人です。

 (丹波光秀さん)
 「(Qお名前は?)“丹波光秀”と申します。明智光秀の生まれ変わりやと思っていますけど」
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 歴史好きの両親が名づけましたが、59年、「光秀」の名前を背負ったがゆえの悩みもあったそうです。

 (丹波光秀さん)
 「(明智光秀が)それまでやっぱり『アンチヒーロー』や『裏切り者』という言われ方をしていたのでね、心の中ではちょっと嫌やなと。光秀の歴史書を読むたびに『こんな人ではない』とずっと思っていましたので、絶対に(人を)裏切らないという気持ちはありますね。(Q肖像画と比べて似ている?)僕自身は思っています、似ているんじゃないかなと。(Qどこが似ているポイント?)目と全体の雰囲気と、小鼻がちょっと高いところとか。光秀になりきるために頑張るぞ!」
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 一方、琵琶湖のほとりには何やら怪しげな格好の人物が…。

 (鈴木千夏子さん)
 「(Qどこで買ったんですか?)Amazonとか。あと、明智光秀めぐりをした先でいろいろな物が売っているので、陣羽織を買ったり兜も買ったりとか…」

 「明智のみっちゃん」こと鈴木千夏子さん(56)。台車を転がしながら持ってきたのは、Tシャツから刀まで100点を超える光秀グッズです。これまでに費やした総額は10万円近く。
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 そんな鈴木さんに“光秀愛”を伺うと…

 (鈴木千夏子さん)
 「(Q明智光秀の魅力はどこにある?)『智将』と言われている頭の賢さ。あとは家族思い、奥さん思いで娘思い。(Q光秀を好きな気持ちはほかの応募者に負けない?)そうですね、あっついですね!あの時代にタイムスリップしたらお嫁さんになりたいなと。そっくりさんになりたーい!」
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 そして、祖父が福知山市出身のMBS・萩原大佑記者(23)。鋭い目元は、誰が呼んだか「MBSの光秀(自称)」です。

 群雄割拠の「そっくりさんコンテスト」。天下を取るのは一体だれなのでしょうか。