今回は瓶や缶に入った進化系スイーツの話題です。テイクアウトしやすく、プレゼントにも最適と今、人気を集めています。大分県内で人気の商品を紹介します。
大分市東大道にある「かんらく」。ショーケースに並ぶスイーツの中でもひときわ目立つのが、「ショートケーキ缶」。販売当初は、オープンから30分も経たないうちに完売していたといいます。
(かんらく・渡辺春奈さん)
「やっぱり見た目が一番分かりやすく、かわいいっていうのが大きいポイントと思います」
透明の缶に、スポンジ、生クリーム、イチゴなど、層を重ね断面映えを演出しています。現在はイチゴショートケーキとティラミスを販売していて、食べる場所によって味と食感の変化を楽しめます。

(渡辺さん)
「店の暖簾の前で記念撮影して帰る人も多いです。見ても食べても幸せな気持ちになってもらえるスイーツかなと思います」
大分市木上にある「カフェリースト」。人気なのが「パンナコッタ缶」です。
(カフェリースト・藤原真由オーナー)
「もともとメニューのデザートプレートとかパフェの下に入れてたりして、すごくおいしいと言ってもらえたので缶に入れてもかわいいかなと思ってメニュー化してみました」
味は、イチゴ・マンゴー・キウイの3種類です。フルーツソースのほか、味のアクセントにヨーグルトを使用していて、甘さがあとを引かないさっぱりとした味わいに仕上がっています。


(藤原オーナー)
「持ち運びにも良いですし、今の時期、冷凍しても良いのでお出かけとか公園とか行くのにも最適です。外で写真を撮るのも良いかなと思います」
また、大分市明野にある洋菓子店にも伺いました。
(パティスリーサンテテ・染矢恒和オーナーパティシエ)
「クリームの上にデコポンをしいて、パッションフルーツとオレンジジュースを合わせたゼリーをかけて仕上げていきます」

店では、季節のフルーツを使用した瓶スイーツを販売しています。この時期は、県産の柑橘類を使用したケーキや色鮮やかなフルーツ杏仁などがショーケースに並び、女性やトレンドに敏感な若者から大人気だといいます。
(染矢オーナーパティシエ)
「断面を綺麗にみせる、もしくはおいしそうに見せるというのが最近のスイーツのトレンドで、お土産の感覚で持って行って喜ばれるスイーツ作りを考えたのがきっかけ」

フルーツ瓶のほか甘みと苦みのバランスにこだわったティラミスや、クッキーを詰め合わせた缶のスイーツも販売しています。
持ち運びの際、形が崩れにくい、映えスイーツに力をいれています。
(染矢オーナーパティシエ)
「コロナ禍ということでなかなか実家に帰れてない方もいるのかなと思うので、お父さんお母さんに手土産でお子さんからとかそういう用途で持っていってもらえたら僕らはうれしい」
見た目のかわいらしさとテイクアウト需要で人気に拍車がかかる「瓶スイーツ」。SNS映えすること間違いなしの進化系スイーツです。