(鹿児島実業野球部 宮下正一監督)「(5月に)あと10日、2週間くらいでだめかという話は聞いていたが、あれから2か月よく頑張った。最後の最後まで、生きることに対して純粋に貪欲に頑張ってくれた。野球人としても人間としても鹿実の誇り。慎太郎のことを私が監督である限り語り継いでいく」


横田さんは、7月18日午前5時42分、病院で家族が見守るなか眠るように息を引き取りました。

母・まなみさんの「若いから、しんみりとではなくにぎやかに送り出してあげたい」との思いに家族も賛同し、今月21日の通夜22日の告別式は、一般の人も参列できる形で開かれました。
【追記】
そして阪神タイガースは9月14日、甲子園球場で18年ぶりのリーグ優勝を果たしました。同期入団の岩崎優が、横田慎太郎選手の背番号24が入ったユニフォームを、歓喜の輪の中で掲げました。
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