もっと魚の美味しさを引き出したい
続いて紹介するのは、こちらのしょうゆ。種類の違う3本セットで、販売されています。

何の専用かというと、それは、刺身。
考案したのは、宮崎市の水産会社に勤めるこちらの男性。
究極の血抜きをする「魚の仕立て屋」として活動する津本光弘さんです。

(長谷川水産 津本光弘さん)
「僕がコンセプトにしているのは魚を無駄にしない。もっと魚の美味しさを引き出したいなと思って、より魚をおいしく食べてもらおうと思った」
自分でブレンドして魚の個性にあったタレに
津本さんが宮崎市青島の醤油蔵「カネナみそ・しょうゆ」と組んで開発した「究極のだし醤油セット」は、甘口の「しょうゆ」と「ゆずぽん酢」、それに、かつおや昆布のだしを加えた「だし醤油」の3本セット(1,944円)。

それを自分でブレンドすることで、味や食感など、魚の個性にあったタレを作ることができるんです。
(カネナみそ・しょうゆ 塩見裕一郎さん)
「結構だしをいろいろ吟味してこだわったのと、甘いものに混ぜても、塩でまぜてもいろんな食べ方ができるように合うように考えて作った」

3本のだし醤油セット。例えば、赤身や白身の刺身の場合、次の割合で、ブレンドするのがおススメだそうです。
(赤身)ゆずポン酢:だししょうゆ:しょうゆ=2:1:7
(白身)ゆずポン酢:だししょうゆ:しょうゆ=4:1:5

(長谷川水産 津本光弘さん)
「遊びながら、『これで食べたらおいしかったよ』っていう会話が出るような感じの食卓を目指して作りました。これをきっかけにもっとおいしい食べ方を見つけてもらいたい」
情熱が生み出したこだわりの専用しょうゆ。私たちの食卓を、さらに豊かにしてくれそうです。