さらに、荷物を多く積めることからコロナ禍のアウトドア需要もあって人気に拍車をかけたと上野さんは話します。

バイク王仙台店 上野篤史さん
「2年前からコロナの状況が続いておりますので、徐々にアウトドア需要も増え、そこに行く一つのツールとしてカブを選択する方も増えてきて台数が伸びつつある。ソロキャンプに行かれたりとかセカンドバイクでお持ちになる方も多い」

バイク王仙台店 上野篤史さん


少しずつ形を変えながら60年以上にわたり老若男女に愛され続けているスーパーカブ、工藤さんもその魅力に取りつかれ今後も乗り続けたいと話します。

工藤鉄也さん
「エンジンの音を聞くのが楽しみというか。オイルの香りが(良い)というか」

工藤鉄也さん


たくさんのカブヌシと荷物を乗せ、スーパーカブはこれからも日本中を
走り続けます。


2018年の生産台数1億台突破を記念して、スーパーカブを題材にしたアニメも放送され若者の認知度も上がっています。スーパーカブは、排気量が125CC以下で高速道路を走行できませんが、一般道を走行することで町を知ってもらい観光につなげる地域おこしのイベントには向いていると言えます。主催者は来年以降もカブミーティングを開催したいと話しています。