大手トラックメーカーのいすゞ自動車は、ロシアでの事業から撤退したと発表しました。

いすゞ自動車によりますと、ロシアの子会社「いすゞルス」の株式をロシアの自動車メーカ「ソラーズ」に今月12日付で譲渡し、ロシア事業から撤退したということです。

ロシアのウクライナ侵攻の影響で去年3月から現地の操業を停止していて、操業再開が見通せないことから、撤退を決めたということです。

ロシア事業をめぐっては、トヨタ自動車や日産自動車、マツダはすでに撤退を発表。関係者によりますと、三菱自動車工業も合弁相手の自動車メーカー「ステランティス」と撤退を視野に協議を進めていて、ロシア事業撤退の動きが相次いでいます。