■鳥海氏「やっと東京が動き出すということで全国全てが動きだす」


6月がスタートし、日本の『観光』が少しずつ変わっていくようです。

▼6月1日~  入国者数上限 1日 1万人⇒2万人
▼6月10日~ 訪日観光客の受け入れ再開
▼6月中   都民割「もっとTokyo」再開


鳥海氏:
やっと東京が動き出すということで全国全てが動きだす。大きな意味があるかなと思いますね。

5月31日、全国の感染者数は1万2207人で、前の週の同じ曜日から比べると6000人ほど減少。東京都の感染者数は1344人、4か月半ぶりに1000人台となりました。医療提供体制も、東京都の重症者は2月19日の87人をピークに、5月30日時点で4人。重症者の病床使用率(東京都)は0.8%で、病床510床中、埋まっているのは4床という状況です。

ーー医療提供体制にも今余裕がある?

弁護士 八代英輝:
医療提供体制は今非常に落ち着いてる状況だと思いますね。ただこれから来るインバウンドの海外からのお客さんは、必ずしもワクチン接種を求められていない方々が含まれているので、そういった方々が医療体制を圧迫することがないように注視していかなければいけないんだろうなと思いますね。

■「(感染者が)落ち着いてるし、大丈夫かな」


これから季節は夏へ・・・。
みなさん、今年の夏はどのような予定を立てているのでしょうか?街の声を聞いてみました。

女性2人組:
夏は大阪で自分の好きなアーティストがライブをやっているので観光も合わせて。京都にも観光で行きます。(大阪・京都で)1週間くらい。

夫婦:
長野の富士見パノラマスキー場というところにマウンテンバイクに乗りに行きます。一泊でバーベキューして。みんなで集まるのは多分3年ぶりだね。アウトドア遊びなんで密にはならないし、いいかなみたいな感じですよね。

家族:
沖縄今計画してます。(宿泊費は)大体30万ぐらい。僕の知り合いがいまして、遊びに行く感じです。(感染者が)落ち着いてるし、大丈夫かなって思ってるよね。

では、今年の傾向はどうなっているのでしょうか?鳥海氏によると『海外よりも国内が人気』ということです。

ーー「沖縄などの人気のリゾート地は夏休み予約がもうかなり埋まり始めている」とのことだが

鳥海氏:
そうですね。海外に行くという人も多くいらっしゃるんですが、やはり現地から帰国する前に、日本入国にあたって72時間前にPCR検査をしなければいけない。これはもう全世界どこから日本に向かう場合でも必要なので。そこで(滞在先でコロナに)かかって戻れなくて、会社に出勤できなくなったらやはり示しがつかないという声が非常に多いんですよ。そういった意味で、今年はまだ沖縄とか国内で少しお金をかけて、という傾向はあるのかなって思いますね。