■外国人観光客受け入れ 鳥海氏「最大の課題はマスク」


日本では、6月10日から訪日観光客の受け入れも再開します。
6月1日、1日あたりの入国者数の上限は1万人から2万人に変更。ただしこれは観光客も日本への帰国者も含まれるという数になります。アメリカ、イギリス、中国など、感染リスクの低い98の国と地域では、ワクチン接種の有無に関わらず、日本入国時の検査待機が免除されます。

しかし訪日観光客の受け入れには、観光業界にも期待だけではなく“不安”もあるということで・・・その一つが「マスクの着用」です。

5月27日、衆議院の予算委員会。ここでも訪日観光客のマスクについて、こんな質問が。

国民民主党 玉木代表:
(マスク着用の)義務のない国から来た人は入国した時点でマスクを持ってませんがどういうふうに徹底する?

岸田首相:
当然日本におけるマスク着用のルールこれには従ってもらう。


訪日観光客のマスク着用は、どれくらいの現実味があるのでしょうか?

鳥海氏:
やっぱり外国人は絶対にマスクを強制するのは無理だと思います。アメリカなんかもそうですが、法律で(つけなければ)駄目って言ったら皆さん全員つけます。でもしなくていいですよといったらほとんど外すっていう。そういったところがあるので、日本で法律がない以上は(ルールが)守られない可能性もあるので、どう徹底させていくかってことが今の最大の課題だと思いますね。

(ひるおび 2022年5月31日放送)