連合チーム初勝利目指して
7月2日。この日、夏の大会前最後の練習試合に臨みました。試合は、ヒットやエラーなどで初回にいきなり4点を失う苦しい展開に。しかし3回には、南会津の3年生・3番の湯田碧仁(あおと)選手と4番・吉崎主将に連続タイムリーヒットが生まれるなど、連合チームも食い下がります。プレーでチームを引っ張る吉崎選手ですが、ベンチでの気配りも。
特にバッテリーを組む県立石川の1年生捕手・相楽優大(ゆうと)選手と積極的にコミュニケーションを取ります。

4点を追う8回、ツーベースヒットで出塁した吉崎選手が3塁まで進み、打席には1年生捕手の相楽選手。試合は結局、12対7で惜しくも敗戦。それでも、チームは確かな成長を見せ、夏の大会で連合チームとしての初勝利を誓います。
福島監督「最後に結果を出せることが一番。彼らが納得いく結果を出せる、パフォーマンスを出せる状態にしたい」
吉崎主将「今までやってきたことをこの大会にぶつけるしかない。自分が先頭に立ってチームの道しるべになる。最後の大会、笑って終われるような試合をしたい」
違う環境を越えて力を合わせ、多くのことを学ぶ球児たち、その経験はきっとかけがえのないものになるはずです。
