6・7月に値上げが予定される食料品の数は約3000品目。家計に苦しい状況が続くなか、どのように対策をとればいいのか?収穫から支払いまでセルフで行うことで野菜がお得に購入できたり、ワケあり商品を半額以下で購入できるイベントが開催されています。

■約3000品目値上げの見通しも…激安スーパーでは?

カップ麺に、アイス、お菓子やお酢といった食品が6月1日から続々と値上げに。値上げラッシュは今後も続き、6月と7月で約3000品目が値上げされる見通しとなっています。

6月1日の値上げを前に埼玉・越谷市にある“激安”がウリの「スーパーマルサン 越谷花田店」では、開店直後から賑わいが。



特売品の卵売り場では、卵(Lサイズ)107円を次々と手に取る人の姿が見られました。やはりみなさん食品の値上げは気になるようで・・・

お客さん
「油とかマヨネーズも今日買ったんですけど、日持ちするものは備えておきたいです」
「安いお店だったのでまとめ買いをしたいと思って。お肉と野菜、あとはお菓子ですかね」

スーパーマルサン越谷花田店 八木栄樹店長
「この店自体がまとめ買いの店なので、さらにこの値上がりでまとめ買いかなり増えていますね」

店では、今後もお客さんのために食品などの値上げはしない方針だといいます。

八木店長
「赤字覚悟で元々やっていますので値上げはなしで、激安スーパーを貫いていきます」

■オフィス街・大手町でも!食品“全て値下げ”のイベント開催

オフィス街の東京・大手町ではこんなイベントも・・・

Nスタ
「こちら沢山商品が置かれていますが、全て値下げされています」

1キロ入った讃岐うどんは3240円から、59%オフの1340円に。約1万円の健康食品は、1万497円から74%オフの2740円に。他にも、即席のたまごスープや雑炊が60%オフの150円になるなど、多くの食品をお得な価格で販売しています。

お客さん
「(値上げが)足元からじわじわきてる感じがするじゃないですか。ちょっとでも家計の足しになればなと」
「賞味期限が割とすぐで使えるものを買いました」


安く提供できる理由は、賞味期限が近いものや規格外といったいわゆる“ワケあり商品”だからです。イベント運営の担当者は・・・

クラダシ マーケティング部 築地雄峰さん
「お得に購入いただきつつ、フードロス削減といった社会貢献という文脈でも、気持ちよくお買い物いただけるのかなと考えております」

このイベントは6月10日までですが、オンラインでも購入できるということです(商品によっては売り切れの場合も)。

■収穫&支払いもセルフでお得 直売所で旬な野菜を

また、食品とともに気になるのが野菜の値上がり。そんな野菜がお得に手に入ると聞きつけ、Nスタが向かったのは千葉・佐倉市。畑の入り口には「収穫体験」「新鮮野菜」と書かれた看板が。さらに「すべてセルフ」と書かれていて、買い方の説明も。
ここは収穫から支払いまですべて自分で行う野菜の直売所「屋根のない野菜工場」です。


驚きなのは、その値段。じゃがいもは特大で1個50円、ねぎ1本30円に、夏大根も1本30円という安さです。収穫に訪れた人は・・・



野菜の収穫に来たお客さん
「子供と一緒に収穫するのが楽しい。安いです。びっくりするくらい。あとスーパーにはない野菜もあったりするので」
「新鮮野菜の収穫って書いてあったから、たまたま着ました。いいよね、やっぱりこういうの、魅力がある」

しかし、こうした新鮮な野菜をなぜ、安く販売できるのでしょうか?

屋根のない野菜工場 小久保力さん 
「自分で採ってもらうので、その分をお客さんに還元するような感じですよね」

この直売所では近所のスーパーなどで野菜の相場をチェック。その上で、収穫にかかる手間を省いた値段を設定しているといいます。

小久保さん
「(運送など)もともとコストがかかっていないわけですから、その分安くしなくちゃいけない。収穫自体が面白いっていう人がいて、それに応えていきたいなと思っています」


小久保さんの畑では季節に応じた野菜を育てていて、夏に向けてきゅうりやなすも収穫できるということです。