■MLB ドジャース 11ー4 エンゼルス(日本時間8日、ドジャー・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(29)が敵地で行われたドジャース戦に「1番・指名打者」で先発出場。この日は今季100本目となるヒットを放つなど、3打数1安打(1四球)で打率は.296から.297に。
チームは5本のホームランを浴びるなど、投手陣3人がそれぞれ被弾し大量11失点で大敗。打線はM.モニアク(25)の3ランなどで反撃するが及ばず。チームは4連敗で45勝45敗とし、直近10試合は2勝8敗、貯金は6月の最大8からついに0となった。さらに西地区4位のマリナーズが勝利したため、順位が入れ替わりエンゼルスが4位に転落。
大谷は前カードのパドレス戦(4日~6日)で3試合連続の無安打。この日の第1打席もファーストゴロで、3日の31号アーチから13打席ノーヒットと快音が響かず。だが、第2打席は初球のストレートを弾きライト前ヒット。4試合ぶりの安打となり、3年連続の100安打をマークした。第3打席はストレートの四球。3点を追う7回の第4打席は、見逃し三振に倒れた。
エンゼルスはここまで6勝の先発G.キャニング(27)が、ドジャーズ打線に3本の本塁打を浴びるなど4失点。3回途中でマウンドを降りた。
打線は3回までドジャース先発のT.ゴンソリン(29)にパーフェクトに抑えられていたが、4点を追う4回に反撃。先頭の大谷がライト前ヒットを放つと、T.ウォード(29)が内野安打で無死一・二塁に。ここでM.モニアク(25)が10号3ランを放ち、大谷安打を起点に3-4と1点差に迫った。
だが2人目のT.アンダーソン(33)がM.ベッツ(30)に2打席連続アーチ、2点タイムリーを浴びるなど3失点と振るわず。3-7と大きくリードを許した。
7回にはM.ムスタカス(34)の6号ソロで4-7とするが、8回に3人目・A.ループ(35)もスミスにダメ押しの2ランを浴びるなど4失点と崩れ、4-11と突き放された。