フランス国内で料理人として修業を積んできましたが、名古屋市のホテルでの仕事を知人から紹介され、もともと日本に興味があったこともあり、27年前に来日。


その後、名古屋市内にフレンチレストランを開業し、妻の絵美(えみ)さんと10年ほど営んできましたが、たまたま訪れた売木村を気に入り、3年前に一家3人で移住しました。

決め手となったのが、自然豊かな環境です。

■ゴゲさん                                   
「ソーセージを作るための環境でいうとおいしい水があって涼しいところが一番いいので売木村はすべてそろっている」


■長女 舞莉音(まりおん)さん                              
「もう慣れました。見たことのない種類の花とかたくさんあって名古屋では花に興味はなかったがいまは興味を持つようになっている」

一方、妻の絵美さんは当初、戸惑いもあったといいます。


■妻・絵美さん                                            
「(抵抗とかはなかった?)ありました(笑)。花とか植物になんの興味もなかった手が汚れるし、疲れるしと思っていたが花をきれいにしてお客さんがここでリラックスできるようにということで植物を植えたりとか畑をやり始めたら楽しくなってきて、いまはいろいろな野菜に挑戦している」

店は、もともと飲食店だった建物をログハウス風に改築。


芝の張り替えやテラス席の新設など、ほとんどを手作業で行いました。

そして、移住から1年後の2021年、念願のレストランをオープンさせました。