増える認知症行方不明者 石川県内では…

石川県内では2012年からの10年間で、のべ1308人が行方不明となり、2012年の76人から年によって増減を繰り返し、最も多かったのはおととし2021年の158人、そして去年は139人と、全国と同じくほぼ倍増しています。そして去年1年間の年代別では60代が5人、70代が62人、80代以上が72人でした。

厚生労働省によりますと、全国の65歳以上の高齢者のうち認知症の人は2012年には約462万人でしたが2020年時点で約631万人に増え、そして2030年には約830万人が認知症になると予測しています。

高齢化が進むとともに認知症の方も増加していて、それに伴い行方不明者も増加しているということで、家族だけでなく地域全体で守るということが、これからは重要になるのかもしれません。