警察庁によりますと去年1年間に警察に届け出があった認知症の行方不明者の数は前の年よりも1073人増えて1万8709人となり、統計を取り始めた2012年の9607人から、10年間でほぼ倍増し、最多を更新しました。

男女別では男性は1万314人、女性は8395人、年代別では60代が938人、70代が6968人、80代が1万670人でした。
一方で77.5%が届け出を受理した当日に、99.6%が受理から1週間以内に所在が確認されているということです。
そこでNEWSDIG班は、石川県警察本部の人身安全・少年保護対策課へ県内の認知症による行方不明者について聞いてみました。