大学構内で自転車の学生同士が衝突する事故があった鳥取県鳥取市で21日、警察による自転車の指導取締りが行われました。
ヘルメットを持っているけどかぶってはいない、そんな高校生の姿が多く見られました。
21日朝、鳥取市内で行われた指導取り締まりは、自転車も道路交通法上の取り締まり対象であることを広く知ってもらおうと、鳥取県警が行いました。
警察官
「横並びになって運転したら死角が増えたりして危ないので、気をつけて走りなさい」
交通ルール違反をしていた人には「自転車指導警告票」が手渡されました。
「自転車指導警告票」は、信号無視や2人乗りなどの悪質な違反をした際に警察から手渡されるものです。
罰金などはありませんが、鳥取県内では去年1年間で798件が交付され、最も多かった違反は並んで走行する「並進」で、293件だったということです。
鳥取県警交通指導課 下坂皓洋 課長補佐
「並進は道がふさがれるのはもちろん、運転する人それぞれに死角も大きくできやすいので、危険な違反として、認識してもらえればと思う」