また、取り締まりと合わせて、今年4月から努力義務化されたヘルメットの着用についても呼びかけが行われましたが、自転車かごに入れているのにヘルメットをかぶらない高校生の姿が多く見られました。

20日、鳥取市では鳥取大学の構内で大学生が運転する自転車同士が衝突し、女子大学生1人が重体になる事故が起きたばかりです。

現場は傾斜のある坂道で、女子大学生は坂道を上り、もう一方の男子大学生は坂道を下っていました。

警察によりますと現場付近にヘルメットは見当たらなかったということです。

鳥取県警交通指導課 下坂皓洋 課長補佐
「髪型が乱れてしまうとか、つけづらいという人もいると思いますが、自分の命を守るためということ、しっかりと認識してもらうことが大切だと思います」

自転車を運転するということは自分を含め、人を傷つける恐れがあるということをしっかりと自覚し、乗る際は運転に集中することが大切です。