この2000という数字。

石川県七尾市内にある空き家の数なんですね。2018年に七尾市が調査したデータでは、空き家率の全国平均は13.6%、県平均は14.5%なのに対し、七尾市は19.1%に上っていて、市の担当者によりますと、人口の減少と共に年々数が増えているそうなんです。

全国的にも空き家の利活用は、大きな課題になっていますがどういった対策を?
空き家の物件情報を地方公共団体のHPなどで提供する「空き家バンク」を活用するほか、七尾市では、官民一体となって空き家の売り出しや貸し出しを促す取り組みをしています。また、金融機関から借り入れて空き家を購入する際には市の補助金制度を利用することができます。こうした中、市内中心部の空き家をリノベーションして宿泊施設によみがえらせた地元出身の建築士の男性がいます。空き家問題への取り組み、ふるさと七尾への思いを取材しました。