防火や防災への意識を高めようと、企業などを対象にした研修会が金沢市内で開かれています。

2日間をかけて行われるこの研修会は、金沢市防火協議会が開いたもので、17日は32の企業や団体から44人が参加しました。

この中で、火災を自動で感知できる機器の使い方や、アルコールや油など身近なものが原因で起こる火災の実験が行われました。

また、火災現場を想定し、煙が充満したテントの中を進む体験では、避難する難しさを体感しました。

参加した人
「立ったままだと全然見えない。しゃがんだら出口まで見えた」

金沢市消防局予防課・二木邦夫 指導係長
「火災が発生した場合には、どのように対処するか、従業員に伝えてもらうことで、防火安全を高めていきたい」

金沢市防火協議会では、今後も幅広く活動を続けていきたいとしています。