■MLB エンゼルス 7ー4 カブス(日本時間7日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたカブス戦に「2番・DH」で先発出場。2打数1安打1本塁打2四球で打率は.276、5試合ぶりとなる16号ホームランを放った。カブス・鈴木誠也(28)は「4番・ライト」で先発出場。4打数1安打1四球で打率は.266、5試合ぶりのヒットが生まれた。
今季初対戦となったエンゼルスとカブス。大谷と鈴木は1994年生まれで2012年のドラフトで入団した同学年、メジャーの舞台では初対面となり試合前にはグラウンド上で再会し笑顔で談笑していた。
休養日を挟んだ大谷は1回の第1打席、カブス先発、H.ウェズネスキー(25)と初対戦。カウント1-0から152キロのストレートをセンターに弾き返したがショートが二遊間に寄っておりショートゴロに倒れた。
0-4と4点ビハインドの4回、先頭打者で迎えた第2打席、カウント2-2から6球目、143キロのカットボールを完璧に捉え鈴木の守るライトへ、鈴木もフェンス手前でキャッチを試みたがホームランのラインの上にライナーで直撃。5試合ぶり16号ホームランとなった。
2-4と2点差に迫った5回、2死二、三塁で第3打席、カブス2人目、左腕のB.ヒューズ(27)から四球を選びチャンスを広げると3番・M.トラウト(31)がセンター前へ2点タイムリーを放ち同点、5番・M.サイス(28)のタイムリー内野安打で6-4と一気に勝ち越した。7回の第4打席も2打席連続で四球、大谷は2打数1安打1本塁打2四球で打率は.276となった。
今季ワーストの4試合連続ノーヒット中の鈴木は2回の第1打席、エンゼルス先発、T.アンダーソン(33)と対戦。1球目、142キロのストレートを強振するとサード・A.レンドーン(33)のグラブを弾くサード内野安打。18打席ぶりのヒットで6月に入って初安打をなった。
3回の第2打席はカウント3-2からファウルで粘ったが8球目、130キロのチェンジアップにタイミングが合わずショートフライ。5回の第3打席は空振り三振に倒れた。
4-6と2点を追う7回、1死一、二塁で第4打席、エンゼルス3人目J。ウェブ(29)に2球で2ストライクと追い込まれたがしっかりボールを見極めて四球。1死満塁とチャンスを広げた。しかし5番・Y.ゴームズ(35)がショートライナーで2塁走者も戻れずダブルプレー、チャンスを生かせなかった。
4-7と3点差の9回、2死一、三塁で第5打席、エンゼルスの抑え、C.エステベス(30)に空振り三振、鈴木は4打数1安打1四球で打率は.266、5試合ぶりのヒットが生まれた。試合はエンゼルスが4点ビハインドを5回に逆転し勝利、連勝で貯金を2とした。