■日本陸上競技選手権大会 2日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)
8月19日に開幕する世界陸上ブダペストの代表選考会の日本選手権、2日目。すでに代表が内定している女子やり投・北口榛花(25、JAL)は、59m92で2位。3連覇はならなかった。優勝は61m14のビッグスローを見せた斉藤真理菜が5年ぶり2度目の頂点に立った。
昨年の世界陸上オレゴンで銅メダリストの北口、すでにブダペスト大会の代表に内定。大会3連覇を狙う北口は1投目から大きな声を出し、59m92でトップに立った。2投目は58m25と距離を伸ばせず日本人に負けられないというプレッシャーと戦った。。3投目はタイミングが合わず、記録なし。上位8人が進める4投目も以降もファウルと自身の投てきができなかった。すると5投目に2018年の女王、斉藤に61m14のビッグスローで逆転された。北口は5投目、6投目もファウルとし2位に終わった。
北口はレース後、「やっぱり日本人には負けてはいけないと思ってずっとやっていたので悔しいですし、もうちょっと冷静に試合出来たらよかったなというふうに思ってますけど、これは一つの結果なので、また次の試合に向けて頑張りたいと思います」と涙ながらに語った。
【女子やり投決勝】
優勝 斉藤 真理菜 (スズキ)61m14
2位 北口榛花(JAL)59m92
3位 上田百寧(ゼンリン)58m77