■日本陸上競技選手権大会 2日目(大阪市・ヤンマースタジアム長居)
8月19日に開幕する世界陸上ブダペストの代表選考会の日本選手権、2日目。女子100mハードル準決勝に日本記録保持者の福部真子(27、日本建設工業)が出場。全体トップの12秒97で3日の決勝に進出した。
世界陸上ブダペストの参加標準記録(12秒78)をすでにクリアしている福部は、3位以内に入れば2大会連続での代表が内定する。雨の中、予選を12秒99と唯一の12秒台をマークし全体トップで通過した福部は準決勝でもスタートから勢いよく飛び出し、元日本記録保持者で2021年、優勝の寺田明日香(33、Japan create Group)と接戦を繰り広げた。ゴール手前で寺田をかわし、1000分の5秒差で準決勝トップの12秒962(+0.4)。全体のトップで危なげなく決勝に進出。寺田は12秒967で2位、決勝で世界陸上参加標準記録の突破を狙う。また、前日本記録保持者で2020年の覇者・青木益未(29、七十七銀行)も13秒04(+0.1)で準決勝1組で決勝に進んだ。
女子100mハードルの世界陸上ブダペスト参加標準記録は12秒78。参加標準記録を切って3位以内に入れば世界陸上代表に内定する。
【女子100mハードル 決勝(3日)】
2レーン 紫村仁美(32、リタジャパンアスリートクラブ
3レーン 鈴木美帆(26、長谷川体育施設)
4レーン 田中佑美(24、富士通)
5レーン 青木益未(29、七十七銀行)
6レーン 寺田明日香(33、Japan create Group)
7レーン 福部真子(27、日本建設工業)
8レーン 中島ひとみ(27、長谷川体育施設)
9レーン 清山ちさと(31、いちご)