大分県にある日田市医師会は市内すべての医療機関を対象に新型コロナの陽性者数を集計し、独自で発表する取り組みをスタートしました。
日田市医師会は市内すべてとなる55の医療機関で確認された新型コロナの感染者数の公表を今週から開始しました。公表するのは1週間ごとの年代別の陽性者数で、公表理由については定点把握では地域の感染状況がわかりづらいためとしています。
(日田市医師会・長野浩志会長)「どの年代でどのくらいの人が今、日田市内で起こっているかがわかる。そういうことを知ることによってたくさん出ているから気を付けようと対策が立てられるので、集団で発症するのを予防することができるのではないかと思っている」
市内で確認された5月21日までの1週間の感染者数はインフルエンザが10人に対し新型コロナは77人で40歳以上が目立っています。感染状況は毎週火曜日に日田市医師会のホームページで公表されます。