海外からの移住者も13世帯 「毎朝 和気町おはよう」って起きてます

ここ数年、和気町で増えているのが海外からの移住者です。6年間で13世帯・33人が外国から移り住みました。

2020年にイギリスから移住してきた、デル・ホワイトさんと妻の弥生さんです。
ー和気での生活はいかがですか?
「勉強中です」

デルさんは約35年間、イギリスの航空会社で働いてきましたが、2019年に定年を前にリタイアしました。一方、滋賀県出身の弥生さんはフォトグラファーとしてロンドンを拠点に活動してきました。セカンドライフの場として、ヨーロッパやアジアなどで移住先を探していた2人。

弥生さんが、仕事で岡山県を訪れた際に、和気町の景観の美しさに惹かれ移住を決めたと言います。
(デル・ホワイトさん)
「和気は岡山の中でも秘密の場所というところが魅力。観光地化されていなくて静かなところがとても気に入っています」
(弥生さん)
「きれいなんです、町をみていると。それが和気の特徴なのかもしれない」

世界中を巡ってきたデルさん夫婦が、最終的に選んだのは「ごく普通の田舎暮らし」でした。求められているのは、生活基盤のガイダンスなど、田舎暮らしの初心者が安心して飛び込める受け入れ側の情報や体制だといいます。
(弥生さん)
「最高です、これまでとは比べ物にならない。『和気町おはよう』って言いながら毎朝起きています」