就職活動中の学生の不安につけ込み、高額なセミナーなどを契約させるトラブルが相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけました。

SNSを活用して就活に関する情報を集める学生が増える中、全国の消費生活センターなどには「オンライン上で知り合った人から高額なセミナーを契約させられた」などという相談が昨年度だけで200件近く寄せられたということです。

国民生活センターによりますと、「志望動機などを記入するエントリーシートの添削をする」と連絡があり、リモートで面談したところ「論理的思考力が足りない」と言われ、およそ50万円のプログラミングスクールの契約をさせられたケースもあったということです。

国民生活センターは、一見、親切な誘いも高額な契約の勧誘が目的の可能性があるとして注意を呼びかけています。