■MLB ブレーブス 9ー3 レッドソックス(日本時間10日、トゥルーイスト・パーク)
レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのブレーブス戦に「2番・レフト」で先発出場。吉田は5打数無安打、連続試合安打は16でストップした。
試合前のクラブハウスで週間MVP(5月1日~7日)の獲得をチームメイトにお祝いされたレッドソックス・吉田。メジャー初となるアトランタでの試合となった1回の第1打席、メジャー16年目のベテラン、ブレーブス先発のC.モートン(39)と対戦。
カーブが得意なモートンに対し、吉田はカウント1-2と追い込まれてから4球目のカーブを打っていったがファウルとなり自打球が股間付近を直撃。ピョンピョンと跳ねる吉田を見て、ベンチのA.コーラ(47)監督も思わず笑ってしまった。さらに5球目のチェンジアップも自打球となりベンチの首脳陣が笑顔。変化球を引きつけてバットを出していた吉田だが最後は156キロのストレートに詰まらされサードフライに倒れた。
3回の第2打席、無死三塁のチャンス、カウント1-0からカーブに空振り、3球目のカーブも空振りとモートンの得意なボールにタイミングが合わない。4球目のカーブも空振りと3球連続カーブに空振りし三振。5月1日(日本時間)以来、31打席ぶりの三振となった。
5回の第3打席、1球目に外角低めのカーブでストライク、モートンのボールゾーンから入ってくるカーブに苦戦。カウント1-2と追い込まれると外角低め151キロのストレートに差し込まれサードゴロ、39歳ベテランの投球術に3打席とも抑え込まれた。
8回、第4打席はブレーブス2人目、左腕のAJ.ミンター(29)と対戦。微妙に変化するカットボール中心に攻められ、カウント1-2からカットボールに合わせたがショートゴロに終わった。9回、2アウトで吉田の第5打席、最後の最後で打席が周ってきたが1球目の127キロのスライダーを打ってセカンドゴロ。吉田は5打数無安打で連続試合安打は16で止まった。