「最高の仲間と最後まで楽しく試合ができた」「本当にチームメイトに感謝」

 実業団やVリーグのチームにとってはシーズンの最後になるこの大会。全日本やヨーロッパでも活躍したあと3年間を埼玉上尾メディックスで過ごした内瀬戸真実選手は「最高の仲間と最後まで楽しく試合ができた。最高のバレーボール人生だった」と最後の試合を振り返りました。

 また、「(優勝して)笑って引退できるのは、なかなかないこと。とてもうれしく思っている、本当にチームメイトに感謝している」と語ったウルフドッグス名古屋の山近哲選手。バレーボールは「先のことは考えずに、目の前の1点1点に集中して取っていくのが本質」と語ったのは、大会のMVPにも選ばれたバルトシュ・クレク選手。

 仲間ととともに力を合わせて、目の前の一瞬一瞬に集中する。バレーボールのもつ美しさと力強さをあらためて教えてくれた、伝統のある大会の最終日だった。


MBSスポーツ解説委員 宮前徳弘