シリーズでお伝えしている仙台うみの杜水族館の生き物、今回はチンアナゴです。普段、ゆらゆらと揺れてのんびりしているように見えますが、そのチンアナゴがけんかをするシーンの撮影に成功しました。

チンアナゴとは?

今回の主役は、こちらのチンアナゴ。体全体が灰色の斑点に覆われところどころには黒い大きな斑点があるのが特徴です。

一方、こちらの白とオレンジの縞模様はニシキアナゴ。

チンアナゴはチンアナゴ属。ニシキアナゴはシンジュアナゴ属。ほとんどの水族館では一緒の水槽で展示されていますが、実は違う種類です。しかもキツネとタヌキぐらい違うそうです。

そんなチンアナゴは、体長35センチほどの海水魚で主にインド洋や西太平洋の暖かい海に分布します。砂の底から頭を出して潮の流れに乗ってくる動物プランクトンを食べています。

そんなチンアナゴの珍しい映像を2つご紹介します。

まずは、いつも砂に潜っているチンアナゴがなんと水の中を泳ぎ砂に潜っています。ヘビのようにクネクネと泳ぐチンアナゴ。そして、砂の上に降りると。尻尾を素早く動かしドリルのように穴を掘って潜ります。

そして、もう一つは、チンアナゴのけんかです。