キャンピングカーで気の向くままに…仲良し夫婦の旅路に同行

午後2時、駐車場にマイクロバスのような大きな車が…。カメラに気が付いてくれたのか、出てきてくれました。
(記者)「こんにちは。どこから来られたんですか?」
(妻)「九州です」
(記者)「おじゃましていいですか?」
(妻)「どうぞ。こんな感じですけどいいですか?どうぞ座ってください」
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前日の夜に福岡を出発した堀江さん夫婦。キャンピングカーで旅行中でした。車内には4人掛けのテーブルや、簡単な調理もできるキッチンがあり、後方にはダブルベッドより広い就寝スペースもあります。
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(堀江彦四郎さん(70))
「目的地ははっきり決めていないけど、青森県の十和田湖から奥入瀬のほうにまわっていこうかなと。(Q風任せですか?)そうです、まったく予定なしで。車でいろんな所を見てまわるのが好きなんですよね。快適に過ごすならキャンピングカーがいいかなということで」
鉄工所を経営する彦四郎さんと妻の朱美さん。彦四郎さんは平日は仕事のため、この休みを利用して旅に出ました。これまでも週末や連休はキャンピングカーで全国をまわり、正月には毎年、富士山を見に行くそうです。細かなスケジュールは立てず気の向くままに進むのが旅の醍醐味だと話します。
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(朱美さん)「温泉どこか探そう。温泉どこ行けるやろか」
(彦四郎さん)「温泉探すのはあなたの仕事」
(朱美さん)「目的地はだいたい奥入瀬と言いよるけど、たぶん途中で右に行ったり左に行ったり、そこがよかったらそこでもう1日延ばしたり」
(記者)「お元気ですよね?」
(朱美さん)「元気でいないと旅ができないと思っているから元気が反対に出る」
(記者)「いつも話しながら向かわれるんですか?」
(朱美さん)「ずっとしゃべっています」
(記者)「どんな話が多いんですか?」
(朱美さん)「何でも。行き先のことも、食べ物のことも、ずっとしゃべりよるよね。静かになっている時は私が寝ている時だけね」
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夫婦を乗せたキャンピングカーは青森に向けて順調に走ります。そして、福岡の自宅から約1700km。5月1日、目的地の十和田湖や奥入瀬に到着。大自然を楽しんだ後は、さらに足をのばして本州最北端の地・大間へ。マグロ丼をテイクアウトしてキャンピングカーでいただいたとのことです。
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旅の途中、堀江さん夫婦からビデオレターが届きました。
【届いたビデオレター】
(朱美さん)「お昼ごはんを大間崎でマグロを食べました」
(彦四郎さん)「おいしかったです」
(朱美さん)「また行きたいです。これからも2人で仲良く旅を続けたいと思います。ありがとうございます」














