日本人はなぜ「サングラス」が苦手なのか?
小笠原キャスター:
日本人のサングラスに対する印象をみていきます。

SNSより
▼怖い
▼威圧感
▼意気がっている
▼怪しい
などのイメージ。
名古屋学院大学の柴崎全弘准教授によりますと、日本人はサングラスを見慣れていなく、着用習慣がありません。欧米人は目の色素が少なく、紫外線から守るために着用しています。また、ドラマ・映画などの影響でサングラスというのは悪役が着用しているケースが多々ありますよね、ということです。

25年前にドイツからきたサンドラ・ヘフェリンさんは、サングラスでびっくりした経験があるということです。
プールのカフェでアルバイトをしていたときに、日差しが強く、サングラスをしたまま接客をしていたところ、店の従業員から、サングラス着用で接客するのは失礼だと指摘されました。サンドラさんは「屋外では眩しくて目を開けていられない」と伝えた結果、サングラス着用を認めてもらって接客することができたということです。
サンドラさんは「ドイツでは普通のことなのに、日本の『サングラス=不良』のイメージに驚きました」ということです。