“不適切な取り締まり”は各地で問題に 過去の検挙者に反則金を返還も

 こうした不適切な取り締まりは、実は全国で問題になっています。

 【SBC信越放送 今年3月24日放送より】
 『警察が、本来設置すべき標識がない交差点で車の取り締まりをしていたことがわかりました。その数は県内46か所の73件に及んでいて、警察は違反を取り消すなど対応をとることにしています』

 去年から今年にかけて、長野県や群馬県で道路標識がない横断歩道が50か所以上見つかりました。さらに、その横断歩道で交通違反の取り締まりを行っていたことが発覚し、過去の検挙者約100人に反則金や違反点数の返還を行いました。

 奈良県民はこうした不適切な取り締まりをどう思っているのでしょうか。

 (奈良県民)
 「取り締まりをしているのであれば、決まりはちゃんと守ってもらいたいですね、標示とか。そういう場所で切符を切っていたら、わかってる人には返してあげてほしいですね」
 「よくパトカーとかバイクが止まっているので、止まるようには気を付けていました。知らなかったらそのまま罰金を受け入れるかもしれないです」
 「止まりますけどね、どっちにしろ。ルールだから警察も守ってもらわないと、とは思いますね」