1日8時間の稽古…“所作やセリフの言い回し”など叩き込んでいく

真剣なまなざしで稽古に励む子どもたちですが、いざ休憩時間になると、わんぱくな普通の小学生。みんな同級生ということもあり、とっても仲良しです。
(おわさ役 上田新くん)
「いや~楽しい!(Qどういうところが?)みんなと歌舞伎ができるのが楽しい!」
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休憩中にお昼ご飯のハンバーガーが到着すると、手に取りほおばる子どもたち。朝からの稽古でみんなお腹が空いていたようです。
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稽古は1日8時間ほど。「若衆」という町内の大人のサポートを受け、お昼ご飯の後も稽古は続きます。
(若衆)
「(Q着付けるのも大変ですね?)先生に教わりながらやっています」
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(岩井先生)「なるべくキレイに見えるように、肩を落とすと色っぽく」
歌舞伎ならではの所作やセリフの言い回しに苦労する子どもたち。また、お昼ご飯の後ということで眠気が子どもたちを襲う場面も。なかなか上手くいかないことも多く、先生からは…。
(岩井先生)「マック食べすぎましたって顔をみんなしとったけど。ただ、稽古の時間は全然足りないと思っています。もっともっともっと稽古したい。もっとうまくさせたい。歌舞伎のことだけ考える2か月弱があなたたちの人生にあってもいい。絶対にあってもいい。だから後悔しないような稽古をしたいと思います」
その後も、朝から夕方まで休みなく稽古に励み、演目をたたき込んでいきます。














