迎えた千秋楽…『みんなとやってきたのが終わってしまうのが悲しい』

 迎えた千秋楽の4月16日。これまで4日間で9回の公演を行ってきた子どもたちにとって、次が最後の舞台です。歌舞伎が始まってもセリフがなかなか出てきません。その様子を見て涙する人の姿も…。
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 (上田新くんの父親)
 「出てきた瞬間から泣いていましたので、その思いをすごく感じて僕もついもらい泣きをしてしまった」
 (上田新くんの母親)
 「男の子ができたらどうしても曳山に上がらせたいという思いがあったので、夢を叶えてくれてありがとうって伝えたい」
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 最後は大きな歓声を受けながら8人の子どもたちによる歌舞伎が幕を閉じました。
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 (おわさ役 上田新くん)
 「みんなとやってきたのが終わってしまうのが悲しいです。みんながいたから楽しくできた祭りだと思います。(Q歌舞伎に点数を付けるとしたら?)もう1万点!」
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 (武蔵坊弁慶役 山本歩くん)
 「終わったって感じです…。楽しかった。(Qもっとみんなと歌舞伎したい?)うん」

 この春、夢中になって取り組んだ「子ども歌舞伎」。この経験は子どもたちにとって一生の宝物となったに違いありません。

 (2023年4月21日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)