水族館に個体を一部引き渡し展示へ

この日、北川さんは宮津市の「丹後魚っ知館」に来ていました。飼育員の原口哲史さんに話を聞きます。
(北川教授)「授精はどれぐらいしましたか?」
(原口さん)「授精はほぼしなかったですね」
ここでは2021年から環境省とともにタンゴスジシマドジョウの人工繁殖と展示の計画を進めてきましたが、うまく育たず展示には至っていませんでした。そこで、北川さんがサポートに入り、個体を一部引き渡すことにしたのです。
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(北川教授)「なによりやっぱり『タンゴ』という名前ですよね。土地柄をしっかりアピールしていただいて」
(原口さん)「この地域にいる魚ということを多くの人に知っていただきたいですよね」
絶滅危惧種を守るには存在を知ってもらうことが大切だと話します。














