須貝さん、国内最高峰レース「走り切る」

1本目は、25台が15周を走り順位を競います。ゼッケン40の須貝さんは、最後尾からのスタートです。

強豪チームが作る周回ペースに食らいつきながらのレースが続きます。まだ慣れないバイクでの久々のレースでしたが、故障や転倒もなく、1本目の決勝は、22位でゴール、翌日の2本目につなげます。

そして、翌日。2本目の決勝レースは、20周で争われます。

トラブルもなく順調に周回を重ね、須貝さんは19位でゴール。2つの決勝レースを無事に完走しました。

他のチームのスタッフも須貝さんのレース完走を喜んでいます。

妻でマネージャー 須貝聡美さん:
「よかったです、走り切れて」


須貝義行さん:
「まずは無事に終わったので、とりあえずここは喜びたい。意外と(けがした)右手の方は大丈夫だったので、身体のコンディションをトレーニングするなり走り込むなどして、もっと上げていきたい」

JSB1000では、最年長のライダーの須貝義行さん。大けがを乗り越え新しいバイクとともに2023シーズンを走り続けています。

須貝さんは、4月22日と23日には、三重県の鈴鹿サーキットそして、5月19日には57歳の誕生日を迎え、その翌日の20日とそして21日に地元SUGOでのJSB1000のレースに出場する予定です。