日本にも到達している黄砂ですが、中国では10年ぶりという頻度で観測されていて、北京市などでは大気汚染指数が最悪レベルになっています。

中国・北京には連日、黄砂が飛来し、きのうからきょうにかけても警報が発表されています。

記者
「12日午後10時時点の北京の空気は、最も悪い『深刻な汚染』と表示されています。マスクをしていても、土のようなにおいがします」

北京市内の大気汚染指数は最悪レベルとなっていて、中国の気象台は、きょうと16日にも新たな黄砂が発生するとの予報を発表しています。

大規模な黄砂は例年より頻繁に観測され、10年ぶりの多さで、今年は西部で降水量が少ないことなどが影響し、発生しやすくなっています。気象庁によりますと、今後も一部が日本に到達する見通しです。