ChatGPT、教育現場でどう活かす?
論文などの作成においてチャットGPTを使うと“思考力を阻害”するのではないかと。国内でも海外でも、チャットGPTを使った論文などを盗作扱いにするなど、実際に禁止する大学も出てきています。
教育現場について、文部科学省は取り扱いを示すガイドラインを検討しているということです。
教育現場での活用について、松野官房長官は「教育における新たな技術の活用に当たっては、メリット・デメリットの両方に留意することが重要」だと話しました。このメリット・デメリットという意味では、アルトマンCEOもリスクについて考慮し、できる限り人にとって良いものになるという話も総理としたと話しています。
日比麻音子キャスター:
もし私が学生だったら、きっと使いたい、使ってみようと思うと思うんですね。ただ一方で、「チャットGPTが書いたのか」「生徒が本当に書いたのか」を、読む先生が判断するはすごく難しいと思う。だからこそ、「自分らしい」「自分にしかできない」表現とは何だろうか、と考えるようになる。むしろ「考える力」がもっと伸びるんじゃないかなと思ったんですが。
学生たちは「どうやって使いこなすのか」「使ったその先にどうしたいのか」というところを学ぶべきかなと思います。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
教育そのものが変わるんじゃないのかなと私も思っています。確かに答えがすぐ出ますけど、その答えが正しいかどうかは、今でもまだまだ疑問視されています。最近ではフェイクニュースというぐらいですから、どこまでがフェイクで、そうではないのか、そういうことの考え方を、自分で学んで、出たものが本当かという裏付けをちゃんとできることが大事なんじゃないですかね。
ホラン千秋キャスター:
インターネットを使う上で情報を見極めるというのは必ず必要ですからね。