■今年デビュー25周年「ファンの皆さんに“依存”しています」

良原:大切にしてるものっていうのはずっと変わらずですか?

aiko:音楽は一番大事ですね。私、小学生の時、習い事とかいっぱいしていたんです。調子にのって全部やりたいやりたいって、月曜日から日曜日まで全部習い事やったんです。調子のりで全部やりましたが、全部身にならずに今もやり続けてるのが音楽だけなんです。だからこれからもきっと一生かけてもわからないことが、音楽にはきっとあると思うのでずっとやり続けたいです。

良原:25年後もaikoさんは歌ってらっしゃると思いますか?

aiko:25年後って何歳やと思います!? わ! 72歳やって!でも頑張ります!!
その時は、もうあれですよ、ライブでずっと健康についてMC喋りますから。共有しあって、最後はもう健康食品をグッズで売るぐらい(笑) みんなと一緒に年を重ねていけたらいいですね。
本当にもうファンの皆さん、聞いてくださっている皆さんがいなかったら、今の自分はいないし、こんな気持ちになることもきっとなかったと思うぐらい、ファンの皆さんには色んな感情をいただいてるんで、私もどんどんどんどん曲を作ってライブをして、たくさん返していけたらいいなと思います。恩返しというか、ありがとうっていうのを伝えていけたらいいなと思うぐらい感謝しています。もう依存していると思います。

■結婚発表後初 “変わったこと、変わらないこと”とは?

良原:ご結婚を発表されてから初めてのアルバムですが、何か変化はありますか?多分それを気になってる方もいるのかなと…
aiko:そうですよね!全然ないんです!!

良原:変化なしですか!?
aiko:多分もしかしたら5年とか経って振り返って聴いたら“こういうところが変わったんやな”って自分で実感できることがあるかもしれないんですけど、今はすごい変わったなっていうのはあんまり感じないんです。でもそれも有難いことやなと思ってます。
生活も大きく何かが変化したわけでもなくて、そういう自分も受け入れてもらえたんだと思うし、音楽を続けるための強い味方がいるという感じがします。