“恋愛ソングの女王”と言われ、幅広い世代から支持される歌手・aikoさん。今年7月でデビュー25周年を迎えます。aikoさんの大ファンだというNスタ・良原安美アナウンサーが今回、単独インタビューしました。
■「めちゃくちゃ幸せなこと」aikoさん語る楽曲への思い
良原:3月29日に最新アルバム「今の二人をお互いが見てる」を発売されたいうことですが、どんな思いが込められているんでしょうか?
aiko:作って入れたくて歌いたかった曲が、たっぷり詰まった1枚になりました。毎回あんまりコンセプトとかこんな感じのアルバムにしようっていうのを決めずに、その時に良いなと思う曲を集めてなんとなくバランスをとって制作するんです。自分にとっては“カロリーの高いアルバム”ができた感じがしました。
良原:毎回、アルバムのタイトルには特徴あるなという印象ですが今回のタイトルにはどんな意味があるんですか?
aiko:今回のタイトルは私自身もちゃんと説明すると難しいなって思うぐらい、ふわっと「今の二人お互いが見てる」かなっていうイメージがありました。
向き合っている時もあれば離れて喧嘩してる時もあったり、俯瞰で見ている自分がいたりとか、色んな時にお互いを見つめ合っている大切な人と、自分がずっと変わらずにこのまま居続けられたら良いなって。
それも叶わないけど、こういう2人だけの世界っていうものがあったら良いなって思い、このタイトルにしました。
良原:なかなか長めのタイトルですよね?
aiko:長めですよね。これまでだと「小さな丸い好日」「桜の木の下」「夢の中のまっすぐな道」なんかもそうですが、長いのがちょっと多いんですかね。言いたいことがいっぱいあるのかもしれないです(笑)
良原:曲のタイトルもキャッチーなタイトルが多いなと!
aiko:いつも曲を作っている時は歌詞が先なので、その歌詞を書いて、それにメロディーをつけて、最後に歌詞のタイトルをつけることがあるんですけど、全然歌詞の中にない言葉をタイトルにすることもあったり、“なんとなく”なんです。あんまり考えてつけたりはせず、思いついたのをそのまま使っています。
今も昔もいろんな時代を行き来しながら曲を作って、そのときの自分にも戻ることができるし、子供の頃からの夢やった”歌手になりたい”っていうのを、今もずっと目標としている一番大切なものなので、曲を作れることとか、レコーディングしてこうやってCDを出せることはめちゃくちゃ幸せなことだなと思います。














