WBCで3大会ぶり3度目の世界一に輝いてから約1週間、ロッテの佐々木朗希(21)が28日、チームに合流した。

ZOZOマリンスタジアムの1軍練習に合流した佐々木、「21歳で良いも悪いもいろいろ経験できてなんですかね、これからに繋がると思いますし、この年でそれを経験できたってのは良かったかな」と改めてWBCでの世界デビューを振りかえった。

31日に開幕を迎えるペナントレースに向けて室内練習場でキャッチボールなどで軽く汗を流し、WBCから帰国後初めてブルペンに入った。変化球を交えて約20球を投げ込み、久しぶりのピッチングに「体の状態は健康ですし、ボール投げた感じもそこまで悪くなかったかなと思います」と激闘の疲れも抜けた様子。

WBCでは1次ラウンドのチェコ戦、準決勝のメキシコ戦と大事な試合で先発の大役を果たした。「本当に選んでくれた栗山監督に感謝してますし、ああいう経験ができてすごくこれからにプラスになったとは思ってます」と感謝を述べた。WBCで印象に残っていることを聞かれると「ダルビッシュさんとか大谷さんがめちゃめちゃスタイル良かったので自分もいい方だと思ったんすけど、いやもう全然、あんまスタイル良くないなって、思い知らされました」と笑顔を見せた。

大きな経験を積んで臨む今季は「たくさん試合に投げてもちろん去年よりも多く投げたいですし、規定投球回だったり、そういうところをしっかりクリアして中心で回れるように思ってます」と気持ちを高めていた。