健康に向けた5つの柱 ①食 ②運動 ③お口のケア

ーーそれでは、テーマ別の取り組みをお聞きしたいと思います。まず「食生活」ですと、「からだがよろこぶデリ」シリーズというのが取り組みのひとつですよね。

【富山順子課長】はい、そうです。いつでも健康に配慮した食事ができる環境作りのため、新潟県内のスーパーマーケットと連携して、令和2年11月からカロリーや塩分が適量になるような健康に配慮したお惣菜、「からだがよろこぶデリ」の販売を始めました。お惣菜からスタートして、去年の10月からはお弁当の販売もしています。

他にも「運動」の取り組みでは、特に運動習慣が持てない、働く世代の方々にちょっと意識をして体を動かし、活動量を増やすことを習慣にしていただきたいと思い、健康経営推進企業や運動の専門家の方々などの協力を得まして、働く世代の運動を進めるための検討会を行っています。

また「デンタルケア」は、「オーラルフレイル」いわゆる口のわずかな衰えに関して、多くの方に知っていただくための情報発信をしていきたいと思っています。
口の衰えというと、年をとってからのものと考えがちですけれど、実は40代、50代からその機能が衰え始めると言われているのです。
そこで今年3月には、ゆるキャラの「レルヒさんと学ぶ40代から気づいてほしいオーラルフレイル」としてTwitterでキャンペーンを行いました。