お散歩や給食「もうバタバタな感じです」

 午前10時すぎ、1歳児クラスがお散歩にでかけます。園児の人数を数えて出発です。大人の足で徒歩3分ほどの公園に到着。子どもたちは思い思いの方向に散らばっていきます。

 (保育士)「いいものあった?」
  (園児)「いいものあった!」
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 かくれんぼをしたり、ブランコに乗ってみたり、好奇心の赴くままにあっちへこっちへ。

 その間、保育士さんはというと、子どもたちと遊びながらも保育の事故を防ぐために人数の確認を頻繁に行います。

 【保育士たちのやりとり】
 「こっちで12。そっち半分で7いたらOK」
 「7!」
 「OK!」
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 (保育士)
 「この公園は4か所出入り口があるんですよ。ピュッと行ってしまったら車通りなので、しょっちゅうしょっちゅう数えています。けど1歳児ってものすごく好奇心がむくむく育つ時期なので、何でもかんでも『あかん』としてしまうのはやっぱりかわいそうだし、そういうところをぐぐっと伸ばしてあげて、どんどん身体と心が成長してほしい」

 正午前、給食の時間。2歳児のクラスをのぞいてみると…。

 (園児に話す保育士)
 「お肉と一緒にお豆1個頑張ろう。よっしゃ!」
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 1人の園児の食事介助をしていても、あっちからこっちから呼ぶ声が。子どもたちが少し落ち着いてから、保育士もようやくお昼ですが、ゆっくりと食べることはできません。

 (保育士)
 「こんな感じです。子どもたちがだいぶ自分で食べられるようになってきたので、大人も離れて食べながら、子どもたちの食べる様子を見ながら、もうバタバタな感じです」