大分市にある原川中学校吹奏楽部に所属する女子生徒3人がクラリネット三重奏で九州アンサンブルコンテストに出場し、金賞を受賞。3月に開催される全国大会に向けて練習に取り組んでいます。
1、2年生17人が所属する大分市立原川中学校吹奏楽部。夏の県吹奏楽コンクールでは前回まで3大会連続で金賞を受賞。県内屈指の実力を誇る部活動です。

(森優日部長)「 先輩後輩の仲がよくて、パートごとやパート以外でも教え合えるような雰囲気があります。本番で結果が出たときはとてもうれしいので皆で合わせるのはとてもやりがいを感じます」

吹奏楽の編成は木管楽器、金管楽器、打楽器の3つのパートに分かれます。木管楽器のクラリネットを担当するのは江藤美空さん、三浦結愛さん、野田あいりさん。

3人は2月にクラリネット三重奏で九州アンサンブルコンテストに出場し、見事金賞を受賞。全国大会に出場する九州代表の座をつかみました。
(三浦結愛さん)「ステージで賞状とトロフィーを貰った時に大きな拍手をもらえてこれまでいっぱい練習してきて良かったなと思いました」
大会で演奏するのは、素早く細やかな指の動きが求められる難易度の高い曲「オーディションのための6つの小品」です。3人で奏でる繊細なハーモニーで3月19日に行われる全国大会に挑みます。
(三浦結愛さん)「3人で楽しんでこれまで支えてくださった人たちに感謝や感動を伝えられる演奏をしていきたいです」
挨拶や礼儀を重んじる原川中学校吹奏楽部。「演奏で感謝を伝えるため」全員で挑む夏のコンクールでも全国大会を目指します。
(森優日部長)「アンサンブルコンクールのメンバー3人は九州大会で金賞獲って全国に行けているので全体でも九州で結果を残して全国に行けるようにできたらいいなと思います」
