畜産向けからギンザケの餌づくりへ

社長の宇壽山純一さん(72)は、良質なギンザケを育てるには餌作りが重要だと話します。

太協物産 宇壽山純一社長:
「生産能力は1日15トンから30トンくらいの生産能力を持って、日々できてすぐ出荷するようにしてます」

太協物産は元々、畜産向けの餌を手掛けてきましたが、30年ほど前からギンザケの餌作りを始めました。ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく配合するなど工夫を重ね、事業は軌道に乗りました。

養殖業者とともにギンザケの養殖をけん引してきましたが、2011年、東日本大震災が襲います。