「ネギ」が主役のカモネギ鍋誕生!

忠保さんは、市内の耕作放棄地を借りるなどして、今では、父親の時代の20倍、実に東京ドームおよそ10個分の50ヘクタールでコメや野菜を生産しています。

米価下落の影響もあり、経営は楽ではありませんが、「とろねぎ」はほかの農家と差別化を図るブランド価値を生み出しています。

忠保さん「ほら、こんなネギだといいでしょう!極太です。こんなネギばっかりだといいんですけどね、大トロですよ」

立派なネギを育てる秘訣を聞いてみました。

忠保さん「土作り。ネギが必要な時に必要なものをサポートしてあげる。遊びじゃないし、作って利益を出すことでものにしなくてはいけない。従業員さんたちの家族もいますし」

「とろねぎ」は主にネットで販売をしていますが、その味に魅了された料理店も。

この店では、「とろねぎ」を入荷した時にしか出さないメニューがあります。

担々麺とお肉の会社みなかわ・皆川恵子さん「お待たせしました。カモととろねぎの鍋です」

皆川さん「とろねぎがおいしいと評判になってから、カモネギ鍋が食べたいというお客様が出ていらっしゃって、カモが主役になりそうですが、これはネギが主役だと思います」