昭和34(1959)年に創業した『皆川製作所』は、暖房機器や自動車部品などの組み立てを中心に、オーダーメイドの商品開発も行う加茂市の“ものづくり”企業で、曽根社長は3代目です。

社長室の花の水替えや掃除を済ませ、息つく間もなく午前9時、今度はメールチェックです。

Q仕事は立ってやる派ですか?
【皆川製作所 曽根亮子社長】「うち昇降デスクの医療版の開発もやっているんですよ。なので、まずは自分が実践!」

自分で自社商品を試して、使い心地を確認します。
部屋を見回してみると、実はこのタンブラーも皆川製作所が携わった商品。

【皆川製作所 曽根亮子社長】「“新潟イチ自慢こき女社長”って言って、会社を自慢して、社員を自慢して、品質を自慢して…。『新潟で一番○○ができる』なんて大きなことは言えないけど、“自慢こき”だと笑えるでしょ!」

午前10時には新潟市からの来客が…。
地域の課題解決に取り組む企業のCEOと打ち合わせです。

【s innovation(エスイノベーション株式会社) 星野善宣CEO】「新しくチャレンジする人たちを応援するスペースを出すんですけど、そこの内装がほぼできて…」
若者と事業者とを結ぶ新たな交流スペースに、オーダーメイドのテーブルを置けないか?そんな相談がありました。
【皆川製作所 曽根亮子社長】「私は自分が作りたいものを作っていこうと思っているわけじゃなくて、皆さんの夢の実現のお手伝いをものづくりで関わっていきたいって、若い人たちを応援したいって心底思っているのね」